【やさしい囲碁入門】第16回 石の生き死に(2)

目次

みなさん、こんにちは。

囲碁のプロ棋士、王唯任です。

今回も死活の考え方についてお話ししていきます。


部屋を2つに分ける

【図1】で白が生きるためにはどこに打てばいいでしょうか。

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【図2】のように、白1と打つのが好手です。

AとBは黒にとっての着手禁止点ですから、白が生きている形になります。

こうなれば白が取られる心配はありません。

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【図3】のように白1と打つのは良くありません。

黒2と入ってきます。

白3と取ることはできますが──。

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【図4】のように、黒4で全部の白石が取られてしまいます。

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生きるには、部屋を2つに分けるように仕切りを作るのがポイントです。

それでは、練習問題を解いてみましょう。


練習問題1

黒番

黒が二眼(にがん)を持った生きの形になるには、どこに打てばいいでしょうか。

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練習問題1の答え

下図のように、黒1と打てばAとBの2つの部屋(着手禁止点)ができて、生きることができます。

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練習問題2

黒番

黒が二眼(にがん)を持った生きの形になるには、どこに打てばいいでしょうか。

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練習問題2の答え

下図のように、黒1と打てば、白はAにもBにも打つことができません。

黒は二眼を確保することができました。

黒が1以外の場所に打つと、白に1の場所に打たれ、黒石は死んでしまいます。

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練習問題3

黒番

黒が二眼を持った生きの形になるには、どこに打てばいいでしょうか。

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練習問題3の答え

下図の黒1が正解です。

AとBの二眼ができたので、黒は生きの形です。

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失敗

下図のように、黒1と広げる手を打つと、白2と打たれて黒1の石が取られます。

そうなると、眼がAの1つだけになり、黒全体が死んでしまいます。

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練習問題4

黒番

黒が二眼を持った生きの形になるには、どこに打てばいいでしょうか。

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練習問題4の答え

下図のように黒1と打ってAに眼を作ります。

白が2と入ってきても、黒3と取ることができます。

※実際には黒3と打たなくても大丈夫です。3の場所は白の着手禁止点ですから、黒は二眼で生きです。

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失敗

下図のように、黒1と打つのは良くありません。

白2と打たれると、黒は×のところに眼を作ることができなくなります。

黒の眼はAの一眼(いちがん)しかなく、黒は全部の石が死にました。

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今回は、部屋を2つに分けるという、生きるための基本テクニックをご紹介しました。

次回は、実戦でも使える「欠け眼の法則」を取り上げます。


【やさしい囲碁入門】第17回 石の生き死に(3)


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