こんにちは。佐々木柊真です。
囲碁の上達には良い手を打とうとするより悪い手を無くそうとする方が近道、ということで今回はよく見る定石絡みの勘違いを紹介したいと思います。「直近の碁で打った…」という方も多いと思われる超頻出の悪手ですのでぜひ最後まで読み、今後打たないようにしてください。
最初に紹介するのが超基本定石からできるこの形。黒1と今打ってしまう方を非常に多く見ますがこれは失敗。癖になっていて必ずこう打っているという方も多いと思いますので、これを機会に打たないようにしていきましょう。
とはいえ、この黒1を正しく咎められる白も少ない。例えば上図このようになるのでは、別に黒1が悪手とはなりません。むしろ少し黒がヨセたかも。このように、今のレベルでは相手が咎めてくれないから気づくことができない悪手というのは非常に多くあります。上を目指すならばもちろん修正する必要がありますね。
では白が黒1を咎めるにはどうすれば良いのか?答えは単純。手を抜いてしまえば良いのです。これは極端な例ですが、もし黒に1,3と打たれたとしても白2,4などと別の大きい所を連打すれば簡単に白が良くなります。私はYouTubeで「囲碁は簡単に勝てる」シリーズと題して模範碁を数多く投稿していますが、ここで自分が級や段の相手に対してどう簡単に勝っているかというとこのからくりです。相手が小さい所を打ってくれるのでそれについていかず別の大きい所を打つ。つまり、手抜きができるだけで簡単に碁に勝っているのです。本図も同様。この序盤に2線をハウというのは明らかにタイミングが早く、盤上最大が2線なはずはありません。手を抜くだけでリードできるのです。
黒は3で、2線は小さかったのだと自分の間違いに気づき左上にこだわらない打ち方へ方針を修正するのが大切。人間どうしても最初に見えた図に固執し、再度ヨミ直すことを面倒に感じた結果負けへ自ら突き進むということになりがちです。ダメだと気付いたならば、残念ですが最初のヨミ筋は捨てましょう。ただしこの図でも後に白14のツメなどが残っており、黒は「単にヒラいておくんだった」という結果にしかなりません。手抜けば簡単に黒1を咎められる。実感していただけたでしょうか。
このように、1本の動画にするほどではないけれどよく見る悪手、即効性のあるプチ知識などをGo Noteでは発信していく予定です。ぜひ楽しみにしてください。
0 件のコメント
まだコメントはありません。