【やさしい囲碁入門】第1回 効能と道具

目次

はじめに

みなさん、こんにちは。

囲碁のプロ棋士、王唯任です。

囲碁は決まりごとが少なくシンプルですが、非常に奥が深いゲームです。

囲碁に興味があっても、「頭が良くないからできない」とか、「考えるのが苦手だから無理」とおっしゃる方もいるようですが、そんな心配は無用です。

囲碁の勉強で大切なのは「レベルに応じた知識の獲得」と「目や頭を慣れさせること」です。


この「やさしい囲碁入門」シリーズでは、囲碁のルールやテクニックなどをレベルに応じて少しずつ、分かりやすく解説します。

各回で覚えることや、新しく出てくることは少しだけなので、一度にたくさんのことを覚える苦労は不要です。

また、新しいことが出てきた後は、それに関する問題を解いていただきます。

そうすることで一歩一歩確実に慣れていき、自然に知識が身につきます。

最終的には、9路盤(小さめの碁盤)をマスターするところまであなたをご案内します。


囲碁で出会う縁を「碁縁」といいますが、この記事をご覧いただいたのも何かの碁縁です。

ぜひ囲碁をはじめてみてください。



さて、今回は囲碁というゲームの中身に入る前に、イントロダクションとして、囲碁をすることで得られる効能と、囲碁で使う道具についてご紹介します。


囲碁の効能

囲碁をすることで、様々な効能が報告されています。

集中力判断力が身についたり、全体を俯瞰してみる「大局観」という能力や、バランス感覚が育つともいわれています。

また、脳の活性化につながるという医学的な研究も報告されています。

そして何より、どんなレベルでもそれぞれ楽しみを感じることができるという特長が囲碁にはあります。


囲碁の道具

囲碁は碁盤と碁石という道具を使います。

手軽なものから本格的なものまで、さまざまな種類があります。

お好みで選んでください。


・碁盤(ごばん)

木製をはじめ、プラスチック製・ゴム製・布製・紙製など様々なものがあります。

木製以外の碁盤は比較的安価なものが多いです。

木製の碁盤は本格的で、一度購入すると一生使えるものが多いです。

高級なものは(かや)という木材でできていて、プロの対局(試合)でも使います。

碁盤の形もいくつかあり、畳などに直接置く足つき碁盤や、テーブルの上に置いて使う板盤などがあります。


・碁石(ごいし)

安価なものはプラスチックやガラスでできています。

本格的なものの場合、白石はハマグリの殻を加工し、黒石は那智黒(なちぐろ)という石を加工して作ります。

本格的な碁石と碁盤で対局すると石が滑りにくく、とても良い音がします。

・碁笥(ごけ)

碁笥とは、碁石を入れる容器のことです。

碁石とセットで売っていることが多く、プラスチック製から高級な木製まで、様々なものがあります。


碁盤の大きさ

碁盤には、6路盤(ろくろばん)、9路盤(きゅうろばん)、13路盤19路盤など様々な大きさがあります。

この「超速・囲碁入門」シリーズでは、6路盤から始まり、9路盤へとステップアップします。

プロの対局で使うのは縦横の線が19本ずつある19路盤ですが、6路盤や9路盤にもそれぞれの楽しみがありますので、じっくり取り組んでみてください。

碁盤を読み込み中...
碁盤を読み込み中...
碁盤を読み込み中...
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囲碁は、知れば知るほど面白くなるゲームです。

次回はルール編。

ここから一気に世界が広がります。

どうぞお楽しみに。


【やさしい囲碁入門】第2回 基本ルール(1)


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