杉本明八段による指導碁(五子局)です。
実戦進行も右辺のマガリが大きいので悪くはないけど断点が残ってしまうので、アテを打たずに 黒 1 のようにまっすぐノビていけば傷もなく厚みが作れると薦められました。
最後の隅に白がカカリを打ってきたところから。ツケノビを選びましたが、ツケノビだと白がヒラいてすぐにおさまることができるので、右辺の黒の厚みを背景にハサミから 根拠を奪う みたいな打ち方も紹介されました。
下辺は杉本先生自体も読み切れているわけではないけどハネツギを打ったら一回 ハサミツケ を打ちたいと言われました。確かに損をすることはないので一旦打つのはやっておきたいところです。ちなみにその後の AI 進行を見ると難しいのでハサミツケを打っておくくらいであとで寄せられたら OK みたいな感覚でいるのがよさそうです。
黒 82 と 黒 84 は隅を心配しすぎな手で、他に向かうべきところでした。本局で(最後を除き)一番評価を下げたところでもあります。
とはいっても今回は途中まで割と黒優勢に動けていたので、結構いい感じだと思っていたのですが、最後に油断しました。 白 119 に対して黒はつながっていると思ったので手を抜きましたが、ここは サガリ などで 1 線でのワタリにならないようにしておけば黒が固くなっていました。実戦のように白のワリツギで 1 線でワタると、黒の眼がなくなるので、事故の元になります。最終的に 黒 140 のような甘い手を打つと丁度眼がなくなってしまって大石が取られてしまいました。脱出できるかと思っていたのですが、 白 155 で味よく封鎖されてしまう形だったようです。
ちなみに 黒 152 や 黒 154 あたりで トビ を打って尻尾を切って脱出していればまだ黒が優勢だったようです。というのも右下の白は本来全滅しているので(実戦ではコウになりましたが)、コウで抜いた白と合わせて右下が大きいので、出入りとしてはそんなに変わらなかったようです。実戦詰碁でした。
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