AI 解析機能
囲碁のノートでは、記事を執筆する環境と記事を閲覧する環境の両方で KataGo による AI 解析機能を提供しています。 AI 解析機能を使うことで、現在の局面に対する AI の評価値(勝率および目数差)を得ることができ、状況を判断するのに役立ちます。なお、 AI 解析機能はログインしたユーザーのみ利用することができます。

AI 解析実行
記事中の碁盤に「AI 解析」ボタンが表示されている場合、その碁盤では AI 解析が利用できます。記事閲覧環境においては、記事の作成者が AI 解析を許可していない場合、 AI 解析ボタンは表示されず、 AI 解析を行うことはできません。

AI 解析設定
記事を執筆、閲覧するページでは、画面右上のメニューにロボットアイコンの AI 設定メニューが表示されます。
AI 設定メニューでは、 AI 解析に関する以下の設定を行うことができます。
- スコア: AI の評価値のスコアを相対評価または絶対評価のいずれで表示するかを設定します。相対評価の場合は着手による損得の目数を表し、絶対評価の場合は着手後の最終目差を表します。
- 実行環境: AI をローカル(ブラウザー)で行うかサーバーで行うかを設定します。それぞれで AI における挙動が異なります(後述)。
- モデル(ローカルのみ): AI の評価を行うモデルを計量モデル(18 ブロック)と標準モデル(28 ブロック)から選択します。ローカル環境での解析は処理が重たいため、環境に合わせた選択をしてください。
- 処理モード(サーバーのみ): AI 解析を CPU と GPU いずれのデバイスで行うかを選択します。 GPU の方が高速に処理されますが GPU の方が解析可能な時間が短く設定されています。
- 更新頻度(サーバーのみ): 解析結果を盤面上に表示する間隔を設定します。
実行環境による解析処理の違い
AI 解析は、 AI 設定メニューで実行環境をローカル(ブラウザー)かサーバーから選択できます。
ローカルは自分の端末上で演算処理を行いますが、技術的な制約により演算処理が重くなっています。そのため、解析処理はモデル(評価関数)による現局面のスコアのみを計算して出力しています。
サーバーは囲碁のノートが提供するサーバー上で演算処理を行い、技術的な制約がないため演算が軽快になります。解析処理はモデル(評価関数)によるスコアの計算および先読みシミュレーションを行います。演算は連続的に行われ、 AI 設定メニューで指定した更新頻度で最新の解析結果を出力します。処理した局面数を visits といい、盤面の右下に出力しています。なお、利用するモデルはローカル解析における標準モデルと同じモデルです。
サーバーでの AI 解析では、処理モードとして CPU と GPU が選択できますが、一般に GPU の方が高速な演算処理が可能です(同時利用などのリソース制約により処理が重くなる可能性があります)。サーバーサイドでの AI 解析については、提供にかかるコストの関係で解析時間に制限を設けています。通常のユーザーは 1 日あたり CPU 60 分、 GPU 20 分で、プロ認証を受けたユーザーは CPU 240 分、GPU 80 分です(2026 年 4 月現在)。
制限
AI 解析(サーバー解析)で利用されるサーバーは複数人で共有利用されます。そのため同時に多数のユーザーからアクセスがある場合は処理が遅くなる、利用できなくなるといった状況が発生します。その場合は時間をずらして利用されるようにお願いいたします。
ヒント
記事執筆環境では碁盤に対して様々な設定を行うことができます。対局情報では日本・中国ルールの切り替えやコミ出しの設定が行えますが、これらは AI の解析結果に影響します。 AI 解析を行う場合(あるいは AI 解析を読者に許可する場合)は、対局情報の設定を忘れないようにしましょう。
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