動画の棋譜を並べたいというお声を多くいただいているため、今後本サイトに動画内棋譜を配置し、さらに動画から特に大事なポイントだけを抜き取ったワンポイント解説記事を執筆していきます。
今回の題材動画
基本ができれば勝つのは簡単【一手ずつ解説する実況】
黒番:佐々木
白番:野狐AI 6段
序盤のポイントは△(総譜黒5,9)
特に級位者の方には真似していただきたい手で、先にワリウチの石が左辺にあることで左下の小目にカカっていく怖さが半減します。例えばこの後図中白1などハサミを打ってきても、左辺に既に黒石があることから戦いは明らかに黒有利。
白がどんな布石を敷いてきたとしてもワリウチをする、と決めてしまっても十分に勝てます。
中盤の入口。ここでどんな方針を立てるかで勝率が大きく変わりそうです。
ここで「下辺の白は既に強いので、より固めてしまい下辺だけ与えよう」と考えられる人は簡単に勝つコースへ入れます。1~11で下辺を小さく白に与えつつ、黒は中央と右下を強化しました。好調です。石の流れと、地は与えても良いということをぜひ味わってみてください。
ちなみに、黒11は地味ですが良い所。この後左上の白石の眼を脅しながら、2線のコスミや1線のハネ(△)を先手で打って地を得することができます。
囲碁で考えるべき原則は「眼・形」>>>>>地です。
最後に勝敗を決定づけた場面は総譜68に対する黒の対応。
一見黒が切られてピンチに見えますが、実はここが黒にとってはチャンス。囲碁は反発から考えましょう。
切られた1子をノビ(図中黒4)て助け出したいところですが、その前に上からアテを打っておくのが一工夫でこれは決まった形。いつでもこう打てるように、形として覚えてしまいましょう。実戦では出て来ませんでしたが、黒の読み筋を図に示します。なぜこの手が読めるのかというと、白のダメの数を少なくするように打てば取れるはずという考えが根底にある為。その考えさえあれば、図の黒の手は全て必然であり、そう打つしかないように見えてこないでしょうか?
囲碁は形が大事です。ダメヅマリは形が悪いですから、相手のダメは1つでも詰まった状態(ダメが空いていない状態)にしていきましょう。
また、手数が長く見えるかもしれませんが、先述の通り一本道なのでぱっと見よりは難しくないはずです。
ここまで読むべきなのだ、ということだけでも体感して、結果間違えても良いので「読もうとしてみる」を大事にチャレンジしてみてください。
いかがだったでしょうか?
私の打っている手は、説明されると意外と難しくないものばかりだったのではないでしょうか。
皆様も少しの意識で打てる手が多いと思いますので、ぜひ真似して勝率を上げてみてください。
0 件のコメント
まだコメントはありません。